独鈷山(読み)とつこさん

日本歴史地名大系 「独鈷山」の解説

独鈷山
とつこさん

現上田市の塩田盆地南端にあり、現小県ちいさがた丸子まるこ町大字うち村との境に位置する。標高一二六六メートル。北麓に前山まえやま村・手塚てづか(現上田市塩田)、東麓に平井寺ひらいじ(現上田市塩田)、南麓に内村があり、西は山脈が連なって大明神だいみようじん岳に至る。比較的なだらかな山の多い東信濃には珍しく、ごつごつした岩肌屏風のように険しい谷をもち、しかも空にそびえているので信仰の山として古くから名高い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android