猪論(読み)シシロン

デジタル大辞泉 「猪論」の意味・読み・例文・類語

しし‐ろん【×猪論/鹿論】

狩猟でしとめた獲物についての論争
狩場は―あるものぞ。朋輩達と口論すな」〈浄・五人兄弟〉

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精選版 日本国語大辞典 「猪論」の意味・読み・例文・類語

しし‐ろん【猪論・鹿論】

  1. 〘 名詞 〙 狩猟で、射止めた獲物についての論争。誰が射とめたかについての争い
    1. [初出の実例]「鹿ろんの事、たがひにその理あり」(出典:曾我物語(南北朝頃)八)

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