猪飼村(読み)いかいむら

日本歴史地名大系 「猪飼村」の解説

猪飼村
いかいむら

[現在地名]多度町猪飼

肱江ひじえ川の北岸に接し、南に力尾ちからお村、北に北猪飼きたいかい村がある。いずれも猪飼村よりの枝郷とされ、猪飼三ヵ村とよばれたこともある(桑名郡志)。古くから多度神社との関係が深く、氏子例祭神事に参加、上げ馬神事には馬および騎手を出す。近世を通じて桑名藩領。文政七年(一八二四)の戸数五一、人数二七三、馬五、牛一六。薪柴を売出していた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む