猪飼村(読み)いかいむら

日本歴史地名大系 「猪飼村」の解説

猪飼村
いかいむら

[現在地名]多度町猪飼

肱江ひじえ川の北岸に接し、南に力尾ちからお村、北に北猪飼きたいかい村がある。いずれも猪飼村よりの枝郷とされ、猪飼三ヵ村とよばれたこともある(桑名郡志)。古くから多度神社との関係が深く、氏子例祭神事に参加、上げ馬神事には馬および騎手を出す。近世を通じて桑名藩領。文政七年(一八二四)の戸数五一、人数二七三、馬五、牛一六。薪柴を売出していた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む