多度町(読み)たどちよう

日本歴史地名大系 「多度町」の解説

多度町
たどちよう

面積:四七・五六平方キロ

桑名郡の北端を占め、東は長島ながしま町、西から南へかけて員弁いなべ員弁町・東員とういん町・桑名市、北は岐阜県海津かいづ南濃なんのう町・海津町に接する。養老ようろう山脈南端部の谷間を多度川・肱江ひじえ川が東流して揖斐いび川に注ぐ。多度神社の所在地として名高く、香取かとり戸津とうづ小山おやま付近一帯は古代東国への渡り口、尾津おつ浜に比定される。丘陵の東を美濃街道、近鉄養老線、さらに大桑だいそう道路(国道二五八号)が通じて、桑名―岐阜県大垣おおがき間への回廊地帯となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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