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献笑閣主人 けんしょうかくしゅじん

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

献笑閣主人 けんしょうかくしゅじん

?-? 江戸時代中期の戯作(げさく)者。
延享(えんきょう)3年(1746)ごろ刊行された洒落本(しゃれぼん)「月花余情」などに序文をかき,作者ともいわれる。4年刊の洒落本「瓢金窟(ひょうきんくつ)」などの蔵版者でもあり,当時の大坂洒落本界を代表するひとり。経歴は不明で,版元和泉屋卯兵衛説などがある。別号に戯笑,八幡大名

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朝日日本歴史人物事典の解説

献笑閣主人

生年:生没年不詳
江戸時代の洒落本作者。主に宝暦期(1751~64)に活動した,初期の大坂洒落本界の第一人者とされる。延享4(1747)年刊の洒落本『瓢金窟』に蔵板者としてその名がみえるのを初めとして,『月花余情』『陽台遺編』に序文を著し,その作者かと思われる。他にも『猪の文章』には,作者の序文とは別の序文を著し,『旧変段』には蔵板者として名を出している。また,そこに同じく蔵板者として名を出す「忘草野姥」は,献笑閣主人と同一人物と思われ,「忘草野姥」の述言を持つ『列仙伝』にも関係していると考えられる。その素性については,『瓢金窟』の板元和泉屋卯兵衛であるという説,作者とされる近江屋源左衛門という説,『月花余情』の開板人伊予屋庄兵衛であるという説などがある。

(樫澤葉子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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世界大百科事典内の献笑閣主人の言及

【月花余情】より

…1冊。献笑閣主人作。1746年(延享3)刊。…

※「献笑閣主人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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