猿面(読み)サルメン

精選版 日本国語大辞典 「猿面」の意味・読み・例文・類語

さる‐めん【猿面】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 猿に似た顔付き。猿のような顔。
  3. 貝「さるぼお(猿頬)」の異名
  4. はつぶり(半首)」の異称
  5. 植物さるめんえびね(猿面海老根)」の略。
  6. さるめんかんじゃ(猿面冠者)」の略。
    1. [初出の実例]「猿面の生ぎもをぬく小牧山」(出典:雑俳・柳多留‐八六(1825))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android