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小牧山 こまきやま

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

小牧山
こまきやま

愛知県北西部,小牧市の西部にある丘。標高 85.5m。濃尾平野中央に孤立する秩父古生層の堅岩から成る。永禄6 (1563) 年,織田信長がここに築城し,5段の塁濠,山頂に屋敷,南側に大手道,北側に搦手道を造る。

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世界大百科事典 第2版の解説

こまきやま【小牧山】

愛知県小牧市の市街地西方にある小丘。標高86m。秩父古生層からなり,濃尾平野のほぼ中央に孤立する。戦国時代末に戦略上の要地として注目され,1563年(永禄6)には織田信長が美濃進出の拠点として山頂に築城,また84年(天正12)の小牧・長久手の戦では徳川家康の本陣が置かれ,豊臣秀吉と相対した。1927年国の史跡になり,頂上には京都の飛雲閣を模して建築された小牧市歴史館(小牧城)がある。桜の名所としても知られ,南麓に市役所がある。

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国指定史跡ガイドの解説

こまきやま【小牧山】


愛知県小牧市堀の内にある城跡。小牧市の西部、市街地中心からすぐ西にある、東西約600m、南北約400mの独立峰で、標高は85.9m、濃尾平野に浮かぶ姿は美しく、小牧市のシンボル的存在になっている。小牧山に、1563年(永禄6)、織田信長が美濃攻略の拠点として小牧山城を築城し、その後、小牧・長久手の戦いの際には徳川家康が陣を置き、江戸時代を通じて家康ゆかりの地として尾張徳川家の厚い保護を受けた。現在も山中の各所に土塁や空堀、井戸跡などが残り、城郭の遺構調査と復元整備が進められている。国の史跡指定は1927年(昭和2)で、その大半を小牧市が所有し、南部の八幡神社周辺が神社地となっている。信長が小牧山に築城した時には、山の南側中腹に馬場があったといわれ、現在は「桜の馬場」と呼ばれている。また東側の麓は史跡公園として整備され、市民の憩いの場として利用されている。名鉄小牧線小牧駅から名鉄バス「小牧市役所前」下車、徒歩約10分。

出典|講談社
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