獅噛火鉢(読み)しかみひばち

精選版 日本国語大辞典 「獅噛火鉢」の意味・読み・例文・類語

しかみ‐ひばち【獅噛火鉢】

〘名〙 (「しがみひばち」とも) 獅噛みを足や把手にとりつけた金属製の丸火鉢。しかみ。
※俳諧・いつを昔(1690)「ひとり居やしがみ火鉢も夜半の伽〈秋色〉」
歌行燈(1910)〈泉鏡花〉七「店頭に、真鍮の獅噛火鉢(シカミヒバチ)がぴかぴかとあるのを見て」

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