獅子の洞入り(読み)ししのほらいり

精選版 日本国語大辞典 「獅子の洞入り」の意味・読み・例文・類語

しし【獅子】 の 洞入(ほらい)

  1. 太刀(たち)薙刀(なぎなた)などのさばき方の一つか。また、馬に乗る際の手綱さばきの一つとも。
    1. [初出の実例]「それなぎなたのきってには、こむて・いるて・ひらくて・ししのほら入・とんばうぎり、よせてかへすはさざなみぎり」(出典:浄瑠璃・ごばん忠信(1676)四)
  2. 曲芸の一つか。角兵衛獅子が演じるという。
    1. [初出の実例]「越後月形は北国一の、芸の実生(みばえ)の角兵衛獅子、五つ六つから引くり返り、獅子(シシ)の洞入(ホライ)り洞がへり」(出典:歌舞伎・日待遊月夜芝居(田舎芝居)(1875))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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