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田舎芝居 イナカシバイ

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デジタル大辞泉の解説

いなか‐しばい〔ゐなかしばゐ〕【田舎芝居】

田舎で催される素人の演劇。
地方の小都市や村などで、旅回りの役者が演じる芝居。江戸時代、江戸・大坂・京都の三都の役者が修業のために地方で興行した場合もいう。
設備が不完全で演技もへたな芝居をののしっていう語。

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大辞林 第三版の解説

いなかしばい【田舎芝居】

地方の小都市や農村で、素人しろうとが祭りの余興に行う芝居。
下手な芝居。粗雑な芝居。
田舎で興行される芝居。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

田舎芝居
いなかしばい

洒落本(しゃれぼん)、滑稽(こっけい)本。1787年(天明7)初版、1冊。1801年(享和1)改版、2冊。作者は万象亭(まんぞうてい)、竹杖為軽(たけづえすがる)を称した蘭学者(らんがくしゃ)森島中良(なから)。序文で、近年の洒落本が度を過ぎた写実に向かっているので、ここではもっぱら滑稽を趣向とすると、創作意図を述べ、越後(えちご)の寒村における田舎芝居の珍妙異風をつづっている。この趣向は遊里を舞台に、そこでの男女の生態を細かくうがつといった傾向の作品が氾濫(はんらん)し、すでに行き詰まりつつあった洒落本をふたたび滑稽の本道に戻そうとした作品といえる。改版の出現により、以後の滑稽本の方向が決定されたともいわれ、その意味で文学史的に重視される作品である。[中野三敏]
『水野稔他編『洒落本大成 13』(1981・中央公論社)』

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