日本歴史地名大系 「獅子ヶ谷村」の解説 獅子ヶ谷村ししがやむら 神奈川県:横浜市鶴見区獅子ヶ谷村[現在地名]鶴見区獅子ヶ谷町北は駒岡(こまおか)村、南は北寺尾(きたてらお)村、西は師岡(もろおか)村(現港北区)に接する。東北に大溜井(二ッ池)があり、当村と駒岡村に引水した。「風土記稿」によれば、文禄三年(一五九四)の文書に「師岡の内鹿谷」とあるといい、師岡村より分村したとする。慶長二年(一五九七)旗本小田切(上村)・山下(下村)領の二給。山下領は幕府直轄領を経て宝永三年(一七〇六)旗本久志本領。慶長二年二月の小田切光猶宛知行宛行状(県史八)に「小机郷獅子谷内百五拾五石余事」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by