玄黙(読み)げんもく

精選版 日本国語大辞典 「玄黙」の意味・読み・例文・類語

げん‐もく【玄黙】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「玄」はおくぶかく静かな意 ) おくゆかしくて、口数のすくないこと。もの静かにだまっていること。
    1. [初出の実例]「静観風物年遷、玄黙澹然憑榻眠」(出典:新編覆醤続集(1676)一・閑適)
    2. [その他の文献]〔漢書‐古今人表注〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「玄黙」の読み・字形・画数・意味

【玄黙】げんもく

もの静か。〔漢書、刑法志〕孝位するにび、躬(みづか)ら玄默を脩め、農桑め趣(うなが)し、租賦減省す。~風篤厚、禁罔闊(そくわつ)なり。

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