玉整理(読み)ギョクセイリ

デジタル大辞泉 「玉整理」の意味・読み・例文・類語

ぎょく‐せいり【玉整理】

信用取引清算取引で、売買が増加して相場の動きが鈍くなったとき、売り方の買い戻しと買い方の転売によって、取り組みが整理されること。

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精選版 日本国語大辞典 「玉整理」の意味・読み・例文・類語

ぎょく‐せいり【玉整理】

  1. 〘 名詞 〙 信用取引や清算取引で売買がふえて相場の動きがにぶくなったとき、転売、買戻しなどによって取組みが整理されること。〔商業経済辞典(1938)〕

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会計用語キーワード辞典 「玉整理」の解説

玉整理

信用取引の注文が急増すると、買い方が売り戻しに、売り方が買い戻しに動き、損益を確定させる動きがあらわれ、買い建て玉や売り建て玉の数が減少しますることになります。この動きのことを玉整理といいます。

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世界大百科事典(旧版)内の玉整理の言及

【取引所】より

…一方,反対に相場の流れに従って売買することを〈順張り〉という。 玉(ぎよく)整理信用取引による売買が増大して相場の動きが鈍くなると,買方が手じまってくるため買残高が減少する。これを〈玉整理〉または単に〈整理〉という。…

※「玉整理」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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