玉木潤一郎(読み)タマキ ジュンイチロウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「玉木潤一郎」の解説

玉木 潤一郎
タマキ ジュンイチロウ


職業
俳優 映画プロデューサー

別名
号=三茶

生年月日
明治34年 1月21日

出身地
香川県 木田郡三木町池戸

経歴
幼い頃から芝居に親しみ、大阪・無名座で初舞台を踏む。大正13年東亜キネマ俳優部に入社。マキノプロに転じ、数作品に出演。昭和3年俳優を辞め、千恵蔵プロ宣伝部長、日本演芸関西通信社長、通信合同社常務を歴任。22年東横映画(東映)宣伝課長を経て、プロデューサーとなる。主として片岡千恵蔵主演作を手がける。主な出演作品に「稲妻(前・後篇)」「鳴門秘帖」(マキノプロ)、プロデュース作品に「はだか大名」「逆襲!鞍馬天狗」「水戸黄門漫遊記」「大菩薩峠・三部作」(東映)など。著書に「日本映画盛衰記」がある。

受賞
牧野省三賞(第2回)〔昭和34年〕

没年月日
昭和43年 3月9日 (1968年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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