玉木町(読み)たまきちよう

日本歴史地名大系 「玉木町」の解説

玉木町
たまきちよう

[現在地名]南区たに町六丁目

坂田さかた町・内安堂寺うちあんどうじ町の南にあり、南北谷町たにまち筋の両側町。明暦元年(一六五五)には北折屋きたおりや町といい、延宝八年(一六八〇)玉木町となった(南区志)。大坂三郷南組に属し、元禄一三年(一七〇〇)三郷水帳寄帳では屋敷数三三・役数三七半役で、うち年寄分一役が無役。年寄は衣屋(以下記入なし)。延享版「難波丸綱目」に古銭目利一が載る。町内にあった知勝ちしよう院は藤棚観音と称された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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