玉釵(読み)ぎょくさい

精選版 日本国語大辞典 「玉釵」の意味・読み・例文・類語

ぎょく‐さい【玉釵】

  1. 〘 名詞 〙 玉で作った、また玉をちりばめたかんざし。また、かんざしの美称。美しいかんざし。ぎょくしゃ。
    1. [初出の実例]「飛過沙風紅袖挙、乱経岸露玉釵傾」(出典本朝麗藻(1010か)上・暮春侍宴左丞相東三条第同賦度水落花舞〈源明理〉)
    2. [その他の文献]〔司馬相如‐美人賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「玉釵」の読み・字形・画数・意味

【玉釵】ぎよくさい

玉のかんざし。梁・呉興妖神〔謝府君覧に贈る〕詩 玉釵、中より墮つ 金鈿、色行歇(や)まん

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