玉鏡(読み)たまかがみ

精選版 日本国語大辞典 「玉鏡」の意味・読み・例文・類語

たま‐かがみ【玉鏡】

〘名〙 玉で作った鏡。美しい鏡。また、「と」を伴って副詞的に用い、玉や鏡のようであるさま、美しくみがきたてられたさまのたとえ。
讚岐典侍(1108頃)下「まいて玉鏡とみがかれたる百敷うちにて」

ぎょっ‐きょう ギョクキャウ【玉鏡】

〘名〙 月の異称
田氏家集(892頃)下・十二月十五日夜対月「金波不結雲端注、玉鏡無収雪裏懸」 〔張子容‐璧池望秋月詩〕

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普及版 字通 「玉鏡」の読み・字形・画数・意味

【玉鏡】ぎよくきよう

玉の鏡。

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