王宮の花火の音楽(読み)オウキュウノハナビノオンガク

デジタル大辞泉 「王宮の花火の音楽」の意味・読み・例文・類語

おうきゅうのはなびのおんがく〔ワウキユウのはなびのオンガク〕【王宮の花火の音楽】

原題Royal Fireworks Musicヘンデル管弦楽組曲。全5楽章。1749年初演。オーストリア継承戦争終結に際するアーヘンの和約の祝賀行事のための作品

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「王宮の花火の音楽」の解説

王宮の花火の音楽

ドイツ生まれのイギリスの作曲家ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルの管弦楽用組曲(1749)。原題《Royal Fireworks Music》。オーストリア継承戦争の終結に際して開かれたアーヘンの和約を祝して作曲された。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の王宮の花火の音楽の言及

【ヘンデル】より

…晩年のオラトリオの中ではとくに《テオドラ》(1750)や《イェフタ》(1752)が名高い。 なお,器楽作品としては,作品3の6曲のコンチェルト・グロッソ,作品6の12曲のコンチェルト・グロッソ,作品4および7のオルガン・コンチェルトのほか,《水上の音楽》や《王宮の花火の音楽》(1749年アーヘンの和約を記念する祝典で初演された)がある。コンチェルト・グロッソやオルガン・コンチェルトのうちのいくつかは,オラトリオの幕間に余興として演奏されたものであり,《水上の音楽》や《王宮の花火の音楽》はいずれも戸外で演奏された作品である。…

※「王宮の花火の音楽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android