管弦楽組曲(読み)カンゲンガククミキョク(英語表記)overture

翻訳|overture

デジタル大辞泉 「管弦楽組曲」の意味・読み・例文・類語

かんげんがくくみきょく〔クワンゲンガククミキヨク〕【管弦楽組曲】

原題、〈ドイツOuvertüreバッハ管弦楽曲。全4曲。1717年から1723年にかけての作。→G線上のアリア

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「管弦楽組曲」の意味・わかりやすい解説

管弦楽組曲
かんげんがくくみきょく
overture

ルイ 14世時代のフランスオペラバレエの器楽部分の抜粋から起り,のち独立した器楽形式として作曲されるようになった組曲をいう。緩急緩のリュリ式 (フランス式) 序曲冒頭におかれ,そのあとに種々の舞曲が続く構成をとったことから,overture (序曲) と呼ばれた。バッハの4曲の作品が有名。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「管弦楽組曲」の解説

管弦楽組曲

ドイツの作曲家J・S・バッハ作曲の管弦楽曲(1718頃、20頃、27-36?)。原題《Ouvertüre》。全5曲。第3番の第2曲を、アウグスト・ヴィルヘルミがヴァイオリン独奏用に編曲した『G線上のアリア』が知られる。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android