世界のおもな植物園(読み)せかいのおもなしょくぶつえん

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

世界のおもな植物園
せかいのおもなしょくぶつえん

名称・面積などは、各植物園や植物園自然保護国際機構のホームページ、『日本の植物園総合報告書』ほかによる。
【アジア】
〔インド〕
インド植物園 Indian Botanic Garden, Howrah
〔所在地〕コルカタ
〔開園年〕1787
〔面積〕109.2ヘクタール
〔歴史・特徴など〕東インド会社が、経済植物、スパイスの植物、観賞用植物の栽培を目的に設立した。ヤシ、ラン類、タケなどの熱帯植物が有名であり、インド全土の植物を集めた国立標本館もある。
ラクナウ国立植物園 National Botanical Gardens, Lucknow
〔所在地〕ラクナウ
〔開園年〕1953
〔面積〕25ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕6000
〔歴史・特徴など〕バラ、カンナ、ブーゲンビレア、ハイビスカスなど園芸植物を収集。
〔インドネシア〕
ボゴール植物園 Kebun Raya Indonesia (Center for Plant Conservation-Bogor Botanic Gardens)
〔所在地〕ボゴール
〔開園年〕1817
〔面積〕87ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕1万
〔歴史・特徴など〕オランダ植民地時代に建設され、「ボイテンゾルフ植物園」とよばれた。世界有数の熱帯植物園であり、インドネシアの自生植物を中心に、ヤシ科、タケ科、ラン科の植物が多い。カナリーヤシの並木は有名。
〔シンガポール〕
シンガポール植物園 Botanic Gardens, Singapore
〔所在地〕シンガポール
〔開園年〕1859
〔面積〕64ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕3000
〔歴史・特徴など〕赤道にもっとも近い植物園で、イギリス領時代は在留イギリス人の憩いの場所であった。1929年から栽培し始めたランやヤシ、タケなどの熱帯植物で有名。同園の(さくよう)標本館にはマレー半島とその近接地域の豊富な植物標本が集められている。
〔スリランカ〕
ペラデニヤ植物園 Royal Botanic Gardens, Peradeniya
〔所在地〕ペラデニヤ
〔開園年〕1821
〔面積〕60ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕5000
〔歴史・特徴など〕スリランカの中央山地の中腹、標高520メートルにある植物園。イギリス植民地時代に資源開発を目的として設立された。ラン、ヤシなどで有名。
〔中国〕
中国科学院昆明植物研究所昆明植物園
〔所在地〕昆明
〔開園年〕1938
〔面積〕44ヘクタール
〔歴史・特徴など〕雲南地方のツバキ、シャクナゲの収集で名高い。
中国科学院植物研究所植物園
〔所在地〕北京
〔開園年〕1956
〔面積〕500ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕2500
〔歴史・特徴など〕中国北部の植物を収集。
【アフリカ】
〔ケニア〕
ナイロビ樹木園 Nairobi Arboretum, Kenya
〔所在地〕ナイロビ
〔開園年〕1907
〔面積〕100ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕450
〔歴史・特徴など〕外国種樹木の植林実験用として設立。東アフリカを中心に熱帯・亜熱帯植物を収集。
〔南アフリカ共和国〕
キルステンボッシュ国立植物園 National Botanic Gardens of South Africa, Kirstenbosch
〔所在地〕ケープ・タウン
〔開園年〕1913
〔面積〕528ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕6200
〔歴史・特徴など〕テーブル山の中腹にある植物園で、アフリカ南部の原生植物を中心に植栽している。
【ヨーロッパ】
〔アイルランド〕
ダブリン国立植物園 National Botanic Garden, Dublin
〔所在地〕ダブリン
〔開園年〕1795
〔面積〕19.2ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕2万5000
〔歴史・特徴など〕針葉低木、ラン類の植栽。
〔イギリス〕
ウィズレー王立園芸協会植物園 The Royal Horticultural Society's Garden
〔所在地〕ウィズレー
〔開園年〕1904
〔面積〕60ヘクタール
〔歴史・特徴など〕一年草や宿根草などの園芸品種の比較栽培、宿根草の新品種、野菜や果樹の新品種など特定種類の品種の集中的収集を特徴としている。シャクナゲ、針葉樹、ヒース、地中海および中近東の球根植物を栽培。
エジンバラ王立植物園 Royal Botanic Garden, Edinburgh
〔所在地〕エジンバラ
〔開園年〕1670
〔面積〕32ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕1万5000
〔歴史・特徴など〕タテヤマキンバイ属で知られるシウァルトにより薬用植物園として創設された。1860年J・マクナブによってつくられたロック・ガーデンの大きさと美しさは世界有数。シャクナゲ、ツツジ、サクラソウ属、メコノプシ属など中国西南部、ヒマラヤ産植物を栽培。
キュー王立植物園 Royal Botanic Gardens
〔所在地〕ロンドン
〔開園年〕1759
〔面積〕104ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕2万5000
〔歴史・特徴など〕ジョージ3世の母オーガスタ皇太妃により創設された。1841年王立となり、同年園長となったW・フッカーと息子J・フッカーにより近代的な植物研究施設となる。彼らによって設置されたロック・ガーデン、ヤシ温室、植物研究施設ジョドレル研究所は、今日同園の特色となっている。同園には、ほかに経済植物専門の博物館や(さくよう)標本室がある。ラン科、ソテツ科、バラ科、ツツジ科、シダ類、そのほか世界(とくにアフリカ)各地の植物を栽培。
ケンブリッジ大学植物園 University Botanic Garden
〔所在地〕ケンブリッジ
〔開園年〕1762
〔面積〕16ヘクタール
〔歴史・特徴など〕チューリップ、バイカウツギ、ヒマラヤユキノシタ、ゼラニウムなどを栽培。
〔イタリア〕
パドバ大学植物園 Orto Botanico dell' Universit di Padova
〔所在地〕パドバ
〔開園年〕1545
〔面積〕1.85ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕5700
〔歴史・特徴など〕世界最初の植物園であり、1550年代に植えられたハマゴオなどの古木が有名。アヤメ属、ネギ属、イソマツ科、シャクヤク、アルプス東部の植物を収集。
ピサ大学植物研究所・植物園 Instituto ed Orto Botanico della Universit, Pisa
〔所在地〕ピサ
〔開設年〕16世紀中ごろ
〔面積〕3ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕5700
〔歴史・特徴など〕植物学者ギーニLuca Ghini(1490―1556)によってつくられた植物園で、パドバの植物園といずれが早いかについては論争がある。16世紀にはクルミ、セイヨウトチノキなどの植物を栽培し、それらをヨーロッパに広めた。今日、ユリ科の植物収集で名高い。
〔オーストリア〕
ウィーン大学植物園 Botanischer Garten der Universitt Wien
〔所在地〕ウィーン
〔開園年〕1754
〔面積〕8ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕5500
〔歴史・特徴など〕多肉植物、ランを植栽。
〔オランダ〕
アムステルダム大学植物園 ‘Hortus Botanicus’ der Universiteit van Amsterdam
〔所在地〕アムステルダム
〔開園年〕1638
〔面積〕1ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕6000
〔歴史・特徴など〕ソテツ科、食虫植物などを収集。
キューケンホフ公園 Keukenhof Haarlem
〔所在地〕リッセ
〔開園年〕1949
〔面積〕32ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕187
〔歴史・特徴など〕3月下旬から5月中旬まで開く球根類(チューリップ、スイセンなど)の公園。
ライデン大学植物園 Botanic Garden of the University Leiden University Botanic Garden
〔所在地〕ライデン
〔開園年〕1590
〔面積〕2.63ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕8500
〔歴史・特徴など〕フランスの植物学者クルシウスの指導のもとに園芸植物(とくにチューリップなどの球根草花)を集めて開かれた植物園。医師・日本研究家のシーボルトが日本から持ち帰った多くの植物を保存している。
ワーヘニンゲ植物園 Botanische Tuinen en Belmonte Arboretum der Landbouwhogeschool
〔所在地〕ワーヘニンゲ
〔面積〕28ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕7000
〔歴史・特徴など〕園芸植物を収集。
〔スイス〕
ジュネーブ植物研究所・植物園 Conservatoire et Jardin Botaniques de la Ville de Genve
〔所在地〕ジュネーブ
〔開設年〕1817
〔面積〕14ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕1万5000
〔歴史・特徴など〕ロック・ガーデン、針葉樹などの収集で有名。
チューリヒ大学植物園・植物博物館 Botanischer Garten und Botanisches Museum der Universitt Zrich
〔所在地〕チューリヒ
〔開設年〕1977
〔面積〕6ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕1万8000
〔歴史・特徴など〕ハワイやニュー・カレドニアの植物や食虫植物を多数収集。またアフリカ南部、ニュー・カレドニアの植物を中心とした(さくよう)標本館がある。
〔スウェーデン〕
イョーテボリ植物園 Gteborgs Botaniska Trdgard
〔所在地〕イョーテボリ
〔開設年〕1923
〔面積〕175ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕1万2000
〔歴史・特徴など〕北半球の木本植物、シャクナゲなどの栽培、ロック・ガーデン、温室ランが有名。
ウプサラ植物園 The Botanical Garden, Uppsala
〔所在地〕ウプサラ
〔開園年〕1655
〔面積〕13ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕1万
〔歴史・特徴など〕リンネの恩師ルードベックにより設立された。1741年ウプサラ大学教授に就任したリンネが園長も兼ね、園を整備・拡充した。ギボウシ、ナナカマド、スカンジナビアの植物を収集、日本植物の研究者ツンベルクの全標本も保存している。
ストックホルム植物園 Hortus Botanicus Bergianus (Bergius Botanic Garden)
〔所在地〕ストックホルム
〔面積〕7.75ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕1万1000
〔歴史・特徴など〕P・J・ベルギウスにより設立され、1880年に現在地に移転した。世界の寒帯・亜寒帯の植物を植栽。
〔デンマーク〕
コペンハーゲン大学植物園 Botanic Garden of the University of Copenhagen
〔所在地〕コペンハーゲン
〔開園年〕1874
〔面積〕9.75ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕1万5000
〔歴史・特徴など〕デンマーク王室アマリエンボール宮の庭園を前身に、大学での研究材料の育成、保存の目的で設立された。極地植物、ベゴニア、タイ産植物の収集で知られる。
〔ドイツ〕
チュービンゲン大学植物園 Botanischer Garten der Universitt Tbingen
〔所在地〕チュービンゲン
〔開園年〕1675
〔面積〕10ヘクタール
〔歴史・特徴など〕環境調節温室において世界各地の植物を栽培。
パルメン・ガルテン Palmengarten der Stadt Frankfurt am Main
〔所在地〕フランクフルト・アム・マイン
〔開設年〕1868
〔面積〕20ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕8000
〔歴史・特徴など〕ヤシ、コスタリカ産シダ、多肉植物、ベゴニアなど熱帯植物を植栽。
ベルリン・ダーレム植物園 Botanischer Garten und Botanisches Museum Berlin-Dahlem
〔所在地〕ベルリン
〔開園年〕1679
〔面積〕43ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕1万8000
〔歴史・特徴など〕シェーンベルク植物園が発展して生まれた植物園。植物分類学に従って植物の植え込みが行われており、植物地理的分布園、分科園、樹木園に分かれて構成されている。
ミュンヘン植物園 Botanischer Garten, Mnchen
〔所在地〕ミュンヘン
〔開園年〕1914
〔面積〕20ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕6000
〔歴史・特徴など〕1812年につくられた植物園を母体に、1914年に現在地に開園。アフリカ産多肉植物や食虫植物、サボテンなどが多く、分類花壇が優れている。
〔ノルウェー〕
オスロ大学植物園 University of Oslo Botanical Garden
〔所在地〕オスロ
〔開園年〕1863
〔面積〕14ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕3400
〔歴史・特徴など〕ノルウェーの高山植物のコレクションが有名。
〔ハンガリー〕
ブダペスト大学植物園 Etvs Lornd University Botanic Garden
〔所在地〕ブダペスト
〔開園年〕1771
〔面積〕3ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕6000
〔歴史・特徴など〕ベンケイソウ科、球根植物を多く栽培。
〔フィンランド〕
ヘルシンキ大学植物園 Botanical Garden, University of Helsinki
〔所在地〕ヘルシンキ
〔開園年〕1678
〔面積〕11ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕4000
〔歴史・特徴など〕分類園、薬用植物園、有用植物園、樹木園、郷土植物園などがある。
〔フランス〕
バガテル・バラ園 Parc de Bagatelle
〔所在地〕パリ
〔開園年〕1904
〔歴史・特徴など〕バラ専門の植物園。1716年にエストレ公爵夫人が邸宅をつくったことに始まるバラ園であり、2万本以上のバラが植栽されている。毎年、新品種のバラの国際コンクールが行われている。
パリ植物園 Jardin des Plantes
〔所在地〕パリ
〔開園年〕1635
〔面積〕8ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕6000
〔歴史・特徴など〕王室薬用植物園として発足。博物学者ビュフォンが園長を務めた1739年から88年までの間に、世界有数の植物園に発展した。現在、国立パリ自然史博物館の付属施設。
モンペリエ大学植物園 Jardin des Plantes de l'Universit de Montpellier
〔所在地〕モンペリエ
〔開園年〕1593
〔面積〕4ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕4000
〔歴史・特徴など〕モンペリエ医学校の薬草園として設立された。地理的・気候的に経済植物の研究に適していたためブドウなどの栽培法を研究開発し、それをアメリカや南アフリカ、オーストラリアに伝えるなど、そうした分野で大きな功績をあげた。地中海植物、多肉植物などを収集している。
〔ベルギー〕
ベルギー国立植物園 Jardin botanique national de Belgique
〔所在地〕メイズ
〔開園年〕1870
〔面積〕92ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕1500
〔歴史・特徴など〕民間の園芸協会の植物見本園として発足、1870年国立となる。1958年完成の温室は世界有数の規模を有している。ソテツ科、ベゴニア、サトイモ科植物や多肉植物を植栽。
〔ポーランド〕
コルニク・ポーランド科学アカデミー樹木園 Krnik Arboretum
〔所在地〕コルニク
〔開園年〕1925
〔面積〕50ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕3100
〔歴史・特徴など〕ハシドイ、リンゴ、レンギョウ、カエデ、シナノキなどの温帯性樹木を収集。
ワルシャワ大学植物園 Ogrd Botaniczny Universytetu Warszawskiego
〔所在地〕ワルシャワ
〔面積〕50ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕3100
〔歴史・特徴など〕ラン、ダリア、ヤシ、ペペロミアなどを栽培。
〔ポルトガル〕
コインブラ大学植物園 Museu, Laboratrio e Jardim Botnico de Cincias da Universidade de Coimbra
〔所在地〕コインブラ
〔面積〕13.5ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕6000
〔歴史・特徴など〕熱帯性植物、スイセン、オルニスガルム、フトモモ科、バラ科、針葉樹を収集。
【北アメリカ】
〔アメリカ合衆国〕
アーノルド樹木園 Arnold Arboretum of Harvard University
〔所在地〕ジャマイカ・プレイン(ボストン)
〔開園年〕1872
〔面積〕107ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕6000
〔歴史・特徴など〕ハーバード大学の植物園を前身に、ニュー・ベッドフォードの商人ジェームズ・アーノルドの寄付をもとに設立。北温帯(とくに東アジア)の樹木を多数栽培。ライラック、クラブ・アップルの収集でも有名。
アメリカ合衆国国立樹木園 United States National Arboretum
〔所在地〕ワシントン
〔開園年〕1927
〔面積〕180ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕8000
〔歴史・特徴など〕ツバキ、モチノキ属、カエデ属、サルスベリ属、ガマズミ属、盆栽を収集。分類学的研究、樹木の品種改良の研究に力を入れている。
カリフォルニア大学植物園 University of California Botanical Garden
〔所在地〕バークリー
〔開園年〕1892
〔面積〕14ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕1万5000
〔歴史・特徴など〕サボテンなど多肉植物を中心に、シャクナゲ、シダ、アヤメ科などの植物を収集。大学の研究部門とのつながりが強い。
ニューヨーク植物園 The New York Botanical Garden
〔所在地〕ニューヨーク
〔開園年〕1891
〔面積〕101ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕1万5000
〔歴史・特徴など〕アメリカ最初の植物学的植物園。同植物園にある経済植物博物館は世界各地の植物標本450万点を所蔵し、世界有数の規模と内容を有している。針葉樹、ライラック、シャクナゲ、ツツジ、モクレンなどの収集と分類学で有名。
ハンティントン植物園 Huntington Botanical Garden
〔所在地〕サン・マリノ(カリフォルニア)
〔開園年〕1903
〔面積〕49ヘクタール
〔歴史・特徴など〕4ヘクタールに及ぶ砂漠園に栽培されているサボテン、ヤシなどが有名。
フェアチャイルド熱帯園 David Fairchild Tropical Garden
〔所在地〕マイアミ
〔開園年〕1938
〔面積〕34ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕2000
〔歴史・特徴など〕ロバート・A・モントゴメリー大佐によりつくられた熱帯植物園。ヤシ類とソテツ類のコレクションが有名。
ブルックリン植物園 Brooklyn Botanic Garden and Arboretum
〔所在地〕ニューヨーク
〔開園年〕1910
〔面積〕21ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕1万
〔歴史・特徴など〕準市立の植物園で、市民の植物・園芸教育を目的としている。着生ラン、常緑低木、熱帯植物を収集。同園の盆栽コレクションは欧米随一である。
ミズーリ植物園 Missouri Botanical Garden
〔所在地〕セントルイス
〔開園年〕1859
〔面積〕31ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕1万5000
〔歴史・特徴など〕セントルイスの商人ヘンリー・ショーがつくった私立植物園が始まりである。環境調節温室クリマトロンが有名。ラン、熱帯植物を収集。
ロングウッド・ガーデン Longwood Gardens
〔所在地〕ケネット・スクエア(ペンシルベニア)
〔開設年〕1906
〔面積〕425ヘクタール
〔歴史・特徴など〕ピエール・サムエル・デュポンによって設立された。熱帯・亜熱帯植物、ツツジ、ツバキなどを収集。
〔カナダ〕
オタワ植物園 Botanic Garden and Arboretum, Plant Research Institute, Central Experiment Farm
〔所在地〕オタワ
〔開園年〕1887
〔面積〕40ヘクタール
〔歴史・特徴など〕カナダ農務省付属植物園。リンゴ類、ライラックなどの花木を収集。
ブリティッシュ・コロンビア大学植物園 Botanical Garden, University of British Colombia
〔所在地〕バンクーバー
〔開園年〕1916
〔面積〕44ヘクタール
〔歴史・特徴など〕シャクナゲ、バラなどを収集。日本庭園が有名。
モントリオール植物園 Montreal Botanical Garden
〔所在地〕モントリオール
〔開園年〕1931
〔面積〕72ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕2万
〔歴史・特徴など〕植物関係図書館、葉室を備えた教育的施設。フランス式庭園型の園内の植物の配列に特徴がある。たとえば有用植物の配列では、改良過程や利用価値が理解できるようになっている。有用植物、高山植物、多肉植物、シダ類、ランを収集。
【中央・南アメリカ】
〔アルゼンチン〕
ブエノス・アイレス市立植物園 Instituto Municipal de Botnica Jardin Botnico “Carlos Thays”
〔所在地〕ブエノス・アイレス
〔開園年〕1898
〔面積〕8ヘクタール
〔歴史・特徴など〕林業関係の植物の研究で有名。
〔ジャマイカ〕
ホープ王立植物園 Royal Botanic Gardens
〔所在地〕キングストン
〔開園年〕1872
〔面積〕89.6ヘクタール
〔歴史・特徴など〕イギリス式の美しい熱帯植物園。
〔ブラジル〕
サン・パウロ植物園 Jardim Botnico de So Paulo, Instituto de Botnico
〔所在地〕サン・パウロ
〔開園年〕1938
〔植栽植物の種類数〕240
〔歴史・特徴など〕ラン、ベゴニア類の収集で名高い国立植物園。
リオ・デ・ジャネイロ植物園 Jardim Botnico do Rio de Janeiro
〔所在地〕リオ・デ・ジャネイロ
〔開園年〕1808
〔面積〕145ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕4500
〔歴史・特徴など〕南アメリカ最古の植物園。ブラジル産植物、ヤシ科植物の収集で有名。
〔ベネズエラ〕
カラカス・中央大学植物園 Jardn Botnico de la Universidad Central
〔所在地〕カラカス
〔面積〕65ヘクタール
〔歴史・特徴など〕ベネズエラ農務省の植物研究施設。ヤシ類、サトイモ科、パイナップル科、サボテン科など南アメリカの熱帯植物を栽培。
【オセアニア】
〔オーストラリア〕
アデレード植物園 Botanic Garden of Adelaide
〔所在地〕アデレード
〔開園年〕1855
〔面積〕51ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕4000
〔歴史・特徴など〕亜熱帯植物およびサボテンなど乾燥地の植物を植栽。
メルボルン王立植物園 Royal Botanic Gardens Melbourne
〔所在地〕メルボルン
〔開園年〕1846
〔面積〕35.2ヘクタール
〔植栽植物の種類数〕2万
〔歴史・特徴など〕南半球最大の植物園。オーストラリア産の植物のほか、シャクナゲ、ツバキ、カシ類などを植栽している。
〔ニュージーランド〕
クライストチャーチ植物園 Christchurch Botanic Gardens
〔所在地〕クライストチャーチ
〔開園年〕1863
〔面積〕33ヘクタール
〔歴史・特徴など〕ニュージーランド原生植物、熱帯植物のほか、サクラ、シャクナゲなど東アジアの花木類を植栽。

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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