王沢(読み)おうたく

精選版 日本国語大辞典 「王沢」の意味・読み・例文・類語

おう‐たくワウ‥【王沢】

  1. 〘 名詞 〙 帝王の恵み。皇沢(こうたく)
    1. [初出の実例]「挙手斟王沢。形言見国風」(出典菅家文草(900頃)一・仲春釈奠、聴講毛詩、同賦発言為詩)
    2. [その他の文献]〔班固‐両都賦序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「王沢」の読み・字形・画数・意味

【王沢】おう(わう)たく

天子のめぐみ。漢・班固両都の賦の序〕昔(周の)・康沒して聲寢(や)み、王澤竭(つ)きて詩作(おこ)らず。

字通「王」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android