王滝蕪(読み)おうたきかぶ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「王滝蕪」の解説

王滝蕪[根菜・土物類]
おうたきかぶ

北陸甲信越地方、長野県地域ブランド
主に木曽郡王滝村で生産されている。来歴は不明であるが、山形県から400年ほど前に伝わったものともいう。表皮は赤紫色で、身は白い。また、身は緻密でやわらかい。10月中旬から11月中旬に出荷される。漬物に利用される。信州伝統野菜

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「王滝蕪」の解説

王滝蕪

長野県木曽郡王滝村で生産されるカブ。「王滝かぶ」とも。根部は長いもの、扁平なものなどさまざまな系統があるが、色は赤紫色で肉質はやわらかい。来歴不詳だが、400年ほど前に山形県から伝播したものとされ、尾張藩への年貢とした記録もある。漬物、汁物などに用いる。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android