珍襲(読み)チンシュウ

デジタル大辞泉 「珍襲」の意味・読み・例文・類語

ちん‐しゅう〔‐シフ〕【珍襲】

[名](スル)珍しいものとして大切にしまっておくこと。珍蔵
長持の底深く―して」〈花袋・生〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「珍襲」の意味・読み・例文・類語

ちん‐しゅう‥シフ【珍襲】

  1. 〘 名詞 〙 めずらしいものとしてたいせつにしまっておくこと。珍蔵。
    1. [初出の実例]「墨は南唐の李廷珪の製に至て、集て大成せり、故に古今珍襲す」(出典:随筆・鑒禅画適(1852)佳墨良筆撰人)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「珍襲」の読み・字形・画数・意味

【珍襲】ちんしゆう

珍蔵。

字通「珍」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android