珍襲(読み)チンシュウ

デジタル大辞泉 「珍襲」の意味・読み・例文・類語

ちん‐しゅう〔‐シフ〕【珍襲】

[名](スル)珍しいものとして大切にしまっておくこと。珍蔵
長持の底深く―して」〈花袋・生〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「珍襲」の意味・読み・例文・類語

ちん‐しゅう‥シフ【珍襲】

  1. 〘 名詞 〙 めずらしいものとしてたいせつにしまっておくこと。珍蔵。
    1. [初出の実例]「墨は南唐の李廷珪の製に至て、集て大成せり、故に古今珍襲す」(出典:随筆・鑒禅画適(1852)佳墨良筆撰人)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「珍襲」の読み・字形・画数・意味

【珍襲】ちんしゆう

珍蔵。

字通「珍」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む