珍蔵(読み)チンゾウ

デジタル大辞泉 「珍蔵」の意味・読み・例文・類語

ちん‐ぞう〔‐ザウ〕【珍蔵】

[名](スル)珍しいものとして、大切にしまっておくこと。「古筆珍蔵する」
[類語]持つ有する擁する領する占める所持保有現有領有具有私有民有公有国有官有共有占有専有所有享有所蔵収蔵私蔵秘蔵愛蔵死蔵退蔵蔵する取って置き箱入り虎の子

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精選版 日本国語大辞典 「珍蔵」の意味・読み・例文・類語

ちん‐ぞう‥ザウ【珍蔵】

  1. 〘 名詞 〙 めずらしいものとして、大切にしまっておくこと。また、そのもの。珍襲
    1. [初出の実例]「座主精行手搗香、有杵到今為珍蔵」(出典:艸山集(1674)二二・登醍醐寺観月詩五首)
    2. 「まづたのむのたん冊は、翁の真蹟にて、大津の好事それがしが家に珍蔵して」(出典:俳諧・蕪村真蹟‐芭蕉の真蹟に添ふる辞(1781‐83頃))
    3. [その他の文献]〔後漢書‐宦者伝序〕

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普及版 字通 「珍蔵」の読み・字形・画数・意味

【珍蔵】ちんぞう

宝蔵

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