現代哲学(読み)げんだいてつがく(その他表記)contemporary philosophy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「現代哲学」の意味・わかりやすい解説

現代哲学
げんだいてつがく
contemporary philosophy

現代ヨーロッパ哲学の諸傾向はおもにドイツ,フランスにみられる「生の哲学」「現象学」「構造主義」と,イギリスやアメリカに有力な「分析哲学」に大別できる。 19世紀以来,哲学は全体として啓蒙主義ロマン主義との両極の間を動いてきたとみることができる。 1960年以降の「構造主義」は啓蒙主義の科学尊重を再現する動きであった。しかし現代哲学の有力な一傾向はむしろロマン主義を代表し,哲学を文学一種とみようとしている。いわゆる「ポスト構造主義」の思想家たちの考えがそれである。 T.S.クーンの科学史論では,科学理論の普遍性でさえ,実は科学の歴史の各時期に支配的な特殊的規範による統一にほかならないとされる。したがって哲学が科学に普遍的方法的原理を与えたり,科学を論理的に基礎づけることはできなくなるとしている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

一月五日ごろから二月二、三日ごろの、小寒、大寒合わせた約三〇日間。寒中(かんちゅう)。《 季語・冬 》[初出の実例]「寒(カン)の中 薬喰 声つかふ 酒作 紅粉(べに) 門垢離(かどごり)」(出典:俳...

寒の内の用語解説を読む