すべて 

現来(読み)げんらい

精選版 日本国語大辞典 「現来」の意味・読み・例文・類語

げん‐らい【現来・見来】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 現世来世現当
    1. [初出の実例]「本宮証誠殿にして現来二世の御いのり有けるに」(出典:仮名草子・為愚痴物語(1662)一)
  3. 見えてくること。現われて来ること。来現。
    1. [初出の実例]「胡漢来現の時節は、古鏡の胡漢を現来せしむるなり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)古鏡)
  4. 遠方から到来したものといって人に贈ること。また、そのもの。多く手紙などに用いる。
    1. [初出の実例]「抑所承名香、折節随見来候」(出典:遊学往来(14C中‐後)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

すべて 

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む