最新 地学事典 「球状灰粒子」の解説
きゅうじょうはいりゅうし
球状灰粒子
inorganic ash spheres
産業活動における化石燃料の高温燃焼によって排出される粒子の一種で,高温下での溶融により形成された主にケイ素やアルミニウムなどの無機成分からなる球体粒子。火力発電所などでの石炭燃焼により排出される粒子の多くを占める。粒径は20µm以下のものが多い。火山噴火などの自然現象によっても類似粒子が生成され,これらの粒子と形態的な区別が困難であることから,堆積物中の球状灰粒子についての研究例は少ない。
執筆者:井上 淳
参照項目:球状炭化粒子
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

