石炭燃焼(読み)セキタンネンショウ

化学辞典 第2版 「石炭燃焼」の解説

石炭燃焼
セキタンネンショウ
coal combustion

石炭を空気または酸素と反応させ,発生する多量の熱を利用する方法.この過程では,熱分解がまず起こり,発生する揮発分に着火したのち,炭素質物質(チャー)の燃焼が進行し,完全に燃焼すると灰(石炭灰)のみが残る.燃焼熱を大規模に利用する方法として,工業用ボイラーや火力発電があげられる.燃焼方式には,火格子(ストーカー)燃焼流動層(床)燃焼微粉炭燃焼があり,現行大部分石炭火力発電では,微粉炭燃焼が採用されている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む