琅琅(読み)ロウロウ

デジタル大辞泉 「琅琅」の意味・読み・例文・類語

ろう‐ろう〔ラウラウ〕【××琅】

[ト・タル][文][形動タリ]玉や金属が触れ合って鳴るさま。また、音の美しいさま。琅然。「琅琅たる風鈴の音」

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精選版 日本国語大辞典 「琅琅」の意味・読み・例文・類語

ろう‐ろうラウラウ【琅琅】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙
  2. 金石の触れ合って鳴るさま。転じて、美しい音の形容
    1. [初出の実例]「珙童口誦留之作、厥韻琅々然也」(出典:蕉堅藁(1403)和前韻答崇大岳)
    2. 「絃を執て撥を加ふれば鏘々(さうさう)琅々(ラウラウ)、緩急抑揚、其声音殆んど人膓を断たしむ」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉二二)
    3. [その他の文献]〔司馬相如‐子虚賦〕
  3. 鳥の鳴くさま。〔蘇舜欽‐秀州通越門外八九里臨水多佳木茂樹以便風不得停舟一賞愴然為詩詩〕

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普及版 字通 「琅琅」の読み・字形・画数・意味

【琅琅】ろうろう(らうらう)

清朗の音を形容する。唐・韓〔柳子厚(宗元)を祭る文〕嗟嗟(ああ)、子厚、今や則ち(な)し。臨、一に何ぞ琅琅たる。

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