琉球戯曲集(読み)りゆうきゆうぎきよくしゆう

日本歴史地名大系 「琉球戯曲集」の解説

琉球戯曲集
りゆうきゆうぎきよくしゆう

一冊 伊波普猷編著 春陽堂 一九二九年刊

解説 組踊芸能研究の記念碑的な書物尚育王の戌の冠船の時の仲秋宴と重陽宴の番組を翻字し、語注とローマ字による発音を施したものである。補遺に組踊の女物狂・手水之縁・花売之縁・万歳敵討が収められ、同様に翻字・語注・発音が示されている。また付録として諸家の論文、序に折口信夫の「組踊り以前」がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む