琉球諸島風物詩集(読み)リュウキュウショトウフウブツシシュウ

デジタル大辞泉 「琉球諸島風物詩集」の意味・読み・例文・類語

りゅうきゅうしょとうふうぶつししゅう〔リウキウシヨタウフウブツシシフ〕【琉球諸島風物詩集】

佐藤惣之助詩集。大正11年(1922)に沖縄台湾を旅行した際の経験もとに書かれた作品集。同年12月刊行。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の琉球諸島風物詩集の言及

【佐藤惣之助】より

…処女詩集《正義の兜》(1916),第2詩集《狂へる歌》(1917)などには人道主義的傾向が強いが,第3詩集《満月の川》(1920)あたりから,感覚的な情感を多彩に表現する傾向が明瞭に出てくる。《荒野の娘》《華やかな散歩》(ともに1922)その他,旺盛な制作力を示し,紀行詩集《琉球諸島風物詩集》(1922)にはその鋭い感覚的表現,豊富な語彙,闊達な語り口が最も特徴的に表れている。歌謡曲の作詞家としても大いに活躍,《赤城の子守唄》などよく知られている。…

※「琉球諸島風物詩集」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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