普及版 字通 「璞」の読み・字形・画数・意味
璞
16画
[字訓] あらたま
[字形] 形声
声符は(はく)。は鑿歯(さくし)のある器をもつ形。鑿して切り出した玉石をいう。〔玉〕に「玉の未だ治めざる」とあり、また樸素の意がある。木には樸といい、玉には璞という。
[訓義]
1. あらたま。
2. きじ、きじのまま。
[古辞書の訓]
〔和名抄〕璞 阿良太(あらたま) 〔名義抄〕璞 アラタマ 〔字鏡集〕璞 アラタマ・ミガク
[熟語]
璞玉▶・璞石▶・璞沈▶
[下接語]
隠璞・璞・奇璞・玉璞・璞・攻璞・神璞・石璞・全璞・大璞・天璞・韜璞・美璞・卞璞・宝璞・抱璞・剖璞・良璞・和璞
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報