環境スワップ(読み)カンキョウスワップ

百科事典マイペディア 「環境スワップ」の意味・わかりやすい解説

環境スワップ【かんきょうスワップ】

開発途上国などに自然保護事業に投資してもらうための手法。途上国の対外債務を一部肩代わりするなどして軽減し,それと交換(swap)で当該国の自然保護事業を促す。米国の自然保護団体〈コンサベーション・インターナショナル〉が1987年にボリビア政府と協定を結んで行ったのが始まりで,これまでに米国の団体やスウェーデン政府,日本の銀行などがコスタリカエクアドルフィリピンなどの開発途上国でスワップを実施している。スワップは自然保護団体などが金融機関の持つ途上国向けの債権を購入して債務を肩代わりし(債権の購入資金は先進国の企業からの寄付により調達),債務負担が軽減された途上国政府に,自然保護団体が立案した自然保護計画実施のための財政援助をしてもらうという方法で実施される。ただ環境スワップには途上国の主権侵害や地域社会の自然利用の拘束,自然保護計画実施地域の居住者の強制移住などの問題があり,慎重な実施が求められている。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「環境スワップ」の意味・わかりやすい解説

環境スワップ
かんきょうスワップ

「自然保護債務スワップ」のページをご覧ください。

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