環境と開発に関する世界委員会(読み)かんきょうとかいはつにかんするせかいいいんかい

百科事典マイペディア の解説

環境と開発に関する世界委員会【かんきょうとかいはつにかんするせかいいいんかい】

地球環境保全の戦略を審議する国連機関。略称WCED。1982年5月の国連環境会議(正式名称は国連環境計画管理理事会閣僚級特別会合)で日本が設置を提案し,1983年12月19日の国連総会本会議の全会一致の採択で設置が決まった。本部はジュネーブ。構成メンバーは21人。1987年2月,委員会設置提案国である日本の首都東京で最終会合を開き〈持続可能な発展〉を最優先目標とし,この目標実現のために8原則を政策行動の指針とするよう求める〈東京宣言〉を採択。
→関連項目環境外交世界自然資源保全戦略

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