精選版 日本国語大辞典 「瓊粉」の意味・読み・例文・類語 けい‐ふん【瓊粉】 〘 名詞 〙 玉のように美しいおしろい。おしろいの美称。[初出の実例]「瓊粉誤加二粧黛上一。綵雲漫鎖二碧渓間一」(出典:本朝麗藻(1010か)上・花落掩青苔〈高階積善〉)「紅顔、翠黛は元来天の生(な)せる質(かたち)なれば、何ぞ必ずしも瓊粉(ケイフン)、金膏の仮りなる色を事とせん」(出典:太平記(14C後)三七)[その他の文献]〔白居易‐百錬鏡〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例