甄陶(読み)けんとう

精選版 日本国語大辞典 「甄陶」の意味・読み・例文・類語

けん‐とう‥タウ【甄陶】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「甄」はやきもの。また、やきものを作る道具の意。土をこねて陶器を作る意から ) 万物を形づくること。人格を作りあげること。教育すること。
    1. [初出の実例]「才芸無端啣万象、恰如一気在甄陶」(出典新編覆醤集(1676)三・戸部林才翁寄恵丁亥試觚之真作継答謝二首)
    2. [その他の文献]〔法言‐先知〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む