日本歴史地名大系 「甚左衛門捌」の解説 甚左衛門捌じんざえもんさばき 兵庫県:揖保郡太子町甚左衛門捌[現在地名]太子町王子(おうじ)太郎左衛門(たろうざえもん)捌の北東に位置する。慶長国絵図に南北に二ヵ所「上大田」と記される地域の北西部にあたる。江戸時代には太郎左衛門捌と同様に上太田の出屋敷(かみおおだのでやしき)村とよばれたが、明治初年に甚左衛門捌、その後王子村と改称された。領主の変遷は阿曾(あそ)村と同じ。寛永一三年(一六三六)の龍野領村々高辻帳(八瀬家文書)に上太田村出屋敷が二ヵ村みえ、高七九石余とあるのが当村と思われる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by