生き金(読み)イキガネ

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「生き金」の意味・読み・例文・類語

いき‐がね【生金・活金】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「いきかね」とも )
  2. 現金。げんなま。
    1. [初出の実例]「生金(イキカネ)百両只取事がと申せし事申上る」(出典浮世草子・本朝桜陰比事(1689)一)
  3. いかして使う金。それだけの価値があるように有効に使われる金。⇔死に金
    1. [初出の実例]「うれしがらしてつかふと、いやがられて遣(つか)ふとは、黒白のちがひなれど、生金(イキカネ)もめったにはつかへぬもの」(出典:談義本・つれづれ睟か川(1783)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む