生ての名聞死しての訴え(読み)いきてのみょうもんししてのうったえ

精選版 日本国語大辞典 「生ての名聞死しての訴え」の意味・読み・例文・類語

いき【生】 て の=名聞(みょうもん)[=望(のぞ)み]死(し)しての=訴(うった)え[=満足(まんぞく)

  1. ( この世では名誉であり、あの世へ行った時は地獄閻魔(えんま)に晴れの報告ができるの意から ) 自分にとって光栄である、名誉であることにいう。⇔生きての恨み死しての嘆き。
    1. [初出の実例]「あら忝なの御情や。いきてのめうもん、ししてのうったへ、何事かこれに勝らん」(出典:仮名草子・竹斎(1621‐23)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む