生へる(読み)オエル

デジタル大辞泉 「生へる」の意味・読み・例文・類語

お・える〔おへる〕【生へる】

[動ハ下一]《「お(生)う」(上二)の下一段化》
はえる。
「庭に桑の木一夜に―・へて」〈太平記・三〇〉
陰茎勃起ぼっきする。
男根の―・へるを陸梁すると云ふほどにぞ」〈史記抄・秦始皇本紀〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「生へる」の意味・読み・例文・類語

お・えるおへる【生】

  1. 〘 自動詞 ハ行下一段活用 〙
  2. 陰茎が勃起する。おやける。
    1. [初出の実例]「男根のをへるを陸梁すると云ほどにぞ」(出典:史記抄(1477)五)
  3. おゆ(生)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android