生上田(読み)きうえだ

精選版 日本国語大辞典 「生上田」の意味・読み・例文・類語

き‐うえだ‥うへだ【生上田】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「うえだ」は「うえだじま(上田縞)」の略 ) 信州上田で産出する純粋な上田縞をいう。後、江戸近郊の八王子などで産した模造品も上田と呼んだところから、それと区別する呼び方。
    1. [初出の実例]「上に生(キ)うへだ中着は茶がへし、下に小紋のつぶ霰(あられ)」(出典洒落本・妓者呼子鳥(1777)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む