生受(読み)セイジュ

デジタル大辞泉 「生受」の意味・読み・例文・類語

せい‐じゅ【生受】

生まれながら身についていること。生得。
「―的なると後得的なるとを問わず」〈西田・善の研究

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精選版 日本国語大辞典 「生受」の意味・読み・例文・類語

せい‐じゅ【生受】

  1. 〘 名詞 〙
  2. なまはんかに請け合うこと。いいかげんに請け合うこと。なま請け合い。
  3. 生まれつき身についていること。また、そのもの。生得。
    1. [初出の実例]「こはその生受的なると後得的なるとを問はず意志の力とも称すべき者で、爰に之を動機と名づけて置く」(出典:善の研究(1911)〈西田幾多郎〉三)
  4. 受けにくいこと。転じて、感謝の意を表わす語。〔黄庭堅‐宴桃源詞〕

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普及版 字通 「生受」の読み・字形・画数・意味

【生受】せいじゆ

有りがたいこと、拝謝

字通「生」の項目を見る

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