生命霊(読み)せいめいれい(その他表記)Lebensseele

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「生命霊」の意味・わかりやすい解説

生命霊
せいめいれい
Lebensseele

霊魂観念の一形態で,人間生命を存在させている原理として想定される観念。イギリスの人類学者 E.タイラーによれば,生命霊の起源は,原始人が,夢のなかでは自由にどこへでも行くことができることから,身体から自由に遊離できる部分があることを想像し,人の死をこの部分の身体からの永久的な分離と考えたところにあるとしている。霊魂の不滅,あるいは転生の思想も,このような観念を基礎としていると考えられる。この言葉は現在はほとんど使われていない。

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