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生存闘争 せいぞんとうそう

百科事典マイペディアの解説

生存闘争【せいぞんとうそう】

生存競争とも。生物の生存と生殖をめぐる闘争。ダーウィンの進化論の中心的概念で,生物が多産で変異性をもつために必然的に起こるとした。生存闘争に自然淘汰が働き,適者が生き残って進化するというのが彼の考え方の大筋であった。その場合の生存闘争には,環境条件との闘い,捕食者と獲物の闘い,同種個体間の闘争が含まれていた。このうち現代進化論で重要視されるのは同種個体間の生存闘争である。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典内の生存闘争の言及

【自然淘汰】より

…雌雄二形の一部は,狭義の自然淘汰の結果として説明できることがその後明らかになって,一時は雌雄淘汰という概念は不必要だとされたこともあったが,今日では再びその必要性が認められている。 ダーウィンはその著書の中で,生存闘争(生存競争)struggle for existence,最適者生存survival of the fittestという言葉を自然淘汰とほとんど同じ意味で使った。これは不幸なことで,さまざまな誤解を生じた。…

※「生存闘争」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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