生椿(読み)はえつばき

日本歴史地名大系 「生椿」の解説

生椿
はえつばき

[現在地名]新穂村田野沢 生椿

田野沢(たのさわ)より南東約六キロの小佐渡山中にある。下谷塚(しもたにづか)村(現在の長畝の島)の末子三人が移って開発したという。また北方(きたがた)の大屋家文書によると、寛文六年(一六六六)谷塚村勘左衛門が「だう畑」という山畑に新屋を願出て許可されたのを始めとするという(佐渡近世史年表)。元禄七年(一六九四)の検地に際し、潟上(かたがみ)村ほか五ヵ村の末子六人が「はへ椿」など五ヵ所に新田新屋敷の所持を願出ている(同年「認可願」三国辰雄氏蔵)。同年の田野沢村検地帳(田野沢区有)によると、生椿分の名請人は六人で、田三町四反、製炭を兼業する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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