精選版 日本国語大辞典 「生様」の意味・読み・例文・類語 いき‐ざま【生様】 〘 名詞 〙 ( 「死にざま」の連想から生まれた語 ) 生きていく上での具体的なあり方。生き方の様子。特に、独自の人生観を持ち、それをつらぬき通して生きる姿。[初出の実例]「村びとの己がじしなる生きざまに日々にしたしむ寂しみながら」(出典:軽雷集(1931)〈中村憲吉〉疎音多罪) おい‐ざまおひ‥【生様】 〘 名詞 〙 草木の生えている様子。生え方。[初出の実例]「宰相の中将のは、〈略〉ゆたかに書きなし、そそけたる葦のおひざまなど、難波(なには)の浦にかよひて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)梅枝) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例