デジタル大辞泉 「生物知り」の意味・読み・例文・類語 なま‐ものしり【生物知り】 《「なまものじり」とも》いいかげんの知識しかないのに物知り顔をすること。また、その人。「世間の―がたまたま事のなりゆきを見て」〈谷崎・盲目物語〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「生物知り」の意味・読み・例文・類語 なま‐ものしり【生物知・生物識】 〘 名詞 〙 ( 「なまものじり」とも。「なま」は接頭語 ) いい加減にしか物を知らないのに、物知り顔をすること。また、その人。[初出の実例]「物の上手は、一向のへたのやうで、をとにもせいでいるぞ。なまものしりなるが我はめくぞ」(出典:京大本湯山聯句鈔(1504)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例