生物知り(読み)ナマモノシリ

デジタル大辞泉 「生物知り」の意味・読み・例文・類語

なま‐ものしり【生物知り】

《「なまものじり」とも》いいかげんの知識しかないのに物知り顔をすること。また、その人。
世間の―がたまたま事のなりゆきを見て」〈谷崎・盲目物語〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「生物知り」の意味・読み・例文・類語

なま‐ものしり【生物知・生物識】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「なまものじり」とも。「なま」は接頭語 ) いい加減にしか物を知らないのに、物知り顔をすること。また、その人。
    1. [初出の実例]「物の上手は、一向のへたのやうで、をとにもせいでいるぞ。なまものしりなるが我はめくぞ」(出典:京大本湯山聯句鈔(1504))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む