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生産性会計 せいさんせいかいけいproductivity accounting

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

生産性会計
せいさんせいかいけい
productivity accounting

生産能率を中心とした会計概念で収益性会計に対するもの。従来の企業は調達した資金を運用して,出資者 (所有者) のために最大の利潤をあげることを目的として経営活動を行い,何よりもまず収益性の増大が強く要求されてきた。このため会計においても損益計算が重視され,企業の収益性を表わす損益計算書が大きく評価されてきた。しかし今日の企業は出資者だけではなく,企業に関係するすべての利害関係者のもので,いわゆる所有主理論 (プロプライエタリー・セオリー) から,企業主体論への発展に対応する会計理念で,従来の収益性会計に対して必然的に発生したのが生産性会計である。したがって生産性会計は生産能率の測定を中心として,個別企業の生産過程の効率性の向上を高めるとともに国民経済への貢献度を示すものとして,個別企業にとっても国民経済にとってもきわめて重要な意味をもつ。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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