生膚断(読み)いきはだたち

精選版 日本国語大辞典 「生膚断」の意味・読み・例文・類語

いきはだ‐たち【生膚断】

  1. 〘 名詞 〙国つ罪」の一つ。生きている人の膚に傷をつけて血を流させること。⇔死に膚断ち
    1. [初出の実例]「国つ罪と、生膚断(イキハダタチ)死膚断(しにはだたち)白人(しろひと)、こくみ、己が母犯せる罪〈略〉ここだくの罪出でむ」(出典延喜式(927)祝詞(祝詞考訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android