産卵回遊(読み)サンランカイユウ

デジタル大辞泉 「産卵回遊」の意味・読み・例文・類語

さんらん‐かいゆう〔‐クワイイウ〕【産卵回遊】

魚類などが産卵のために行う回遊外洋から沿岸にくるニシン、海から川へ上るサケ・マス類や、川から海に下るウナギなどにみられる。

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精選版 日本国語大辞典 「産卵回遊」の意味・読み・例文・類語

さんらん‐かいゆう‥クヮイイウ【産卵回游・産卵回遊】

  1. 〘 名詞 〙 魚類などが産卵のために決まった時期に産卵場へ移動すること。海から川へ上るサケ、マス類や、川から海へ下るウナギなど。

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世界大百科事典(旧版)内の産卵回遊の言及

【回遊】より

…また北半球では北から南に向かうのが一般で,分布範囲の南限に産卵場のあることが多い。このため,水温の低下をさける越冬回遊と産卵回遊とは区別しにくい場合が多い。索餌回遊は逆に南から北へ向かう。…

※「産卵回遊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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